1・17 追悼のつどいと被災者の現状

昨日は、阪神・淡路大震災から17年のメモリアルデー。毎年市民の手作りで行われている「市民追悼のつどい」に参加しました。山梨県から僧侶の皆さんが来てくださり、読経されました。参加者全員が「神戸希望の鐘」を突きました。東遊園地でも、終日追悼の行事が行われていました。前日の16日には、新長田の商店主さんたちが再開発ビルの管理料が高すぎるとして、神戸市の第3セクターを訴えられました。震災後、焼け野原になった長田の街に、神戸市は住民合意を十分に取らずに再開発の網をかけ、ビルをつぎつぎと建てました。もともと権利をもっておられた商店主さんたちは、新しいビルの一画を区分所有されましたが、長田のまちの賑わいはもどらず、地下や2階のテナントは埋まらなかったり、すぐに店を閉店したりと商売は成り立たない状態です。しかも、区分所有の人は自分たちは高い管理費を払い続けているのに、あとから入ってくるテナントは賃料や管理費を安いというのではたまりません。店を売ることもできずどうしようもないと言われています。震災後、空港や高速道路・高いビルなどはできたけれど、そこに住み営業を再開した住民の暮らしはいっそう厳しくなっているというのが、17年の神戸の実態です。午後からは、災害公営住宅を訪問し皆さんの声をたくさんお聞きしてきました。北区のはずれにあるこの住宅では、一人暮らしのお年寄りが多く、バスの問題や地域の問題など具体的なご要望もお聞きしてきました。この住宅でも、何人もの孤独死される方がいらっしゃいました。一緒に回ってくれた方は、自治会の役員を長年されていて、住民のみなさんの状況をしっかり把握されています。住民同士が支えあって暮らしていくことが、本当に大切だと思います。