自立支援法は、やはりおかしい

今日は、先日お手紙をくださった障害をお持ちの19歳のお嬢さんのお宅をお訪ねしました。とてもしっかりした方で、いろんなお話をしました。自立支援法の施行で、いままで使えていた移動支援のためのタクシーが使えなくなり、車椅子で電車を乗り継ぎ1時間半かけて職場に通っていることを、まず教えてくれました。そして自立支援法が「障害者の就労を目指す」といいながら、実際には企業説明会を行っても、50社に対して、数千人の障害者の応募があり100分の1の確立であることを教えてくれました。自立支援法に変わるときには、地域支援センターから何度も来られ、説明と何百項目にわたる質問に答えなければならず大変だったこと、今制度が変わって困惑していること等など、たくさん教えてもらいました。障害は一人一人違うから、それに合わせたサポートを受けることができれば、就労支援にもつながるけれど、今の自立支援法では制度だけつくって、地域のサポート体制や個人の意識は変わっていないため、実情は大変であることがまざまざとわかりました。彼女は自分でホームページも立ち上げ積極的に社会と関わりを持ち、いろんなことを発信しようとしていました。その努力に頭が下がるとともに、それを支えているご家族の温かさも伝わってきました。彼女が通う障害者施設にも伺うことを約束して、お暇しました。帰りに駅まで歩きましたが、段差のある歩道、狭い道と坂を行きかう自動車、ごちゃごちゃした踏み切り、どれをとっても車椅子の彼女が一人で移動するには危険すぎます。まだまだ障害者の方に優しい社会とは程遠い現実です。あれこれ考えながら歩いていて、支持者の方とすれ違っても気がつかず、声をかけられて「はっ」としました。まだまだ私たちも障害者の皆さんの実態をたくさん知らなければなりません。それにしても、自立支援法はやはりおかしな法律です。

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